精神分析の知 その11
というわけで、オレたちは精神分析の知の彼岸まで来てしまった。
ただ、こう考えていくと、「世界の闇夜」にはまだその意義があるように感じる。
そのようにオレの無意識が(を)誘導しているとしても、だ。
精神分析の知 その10
書かれないことをやめる・・・偶然性。
書かれることをやめない・・・必然性。
書かれないことをやめない・・・不可能性。
つまり、これらは穴の周囲の出来事だ。
もちろん、ここにないのは「書かれることをやめる」なんだが、それはいつでも「可能」なので欲望としてはナンセンスだ。
そして、欲動にとっては、すでに可能は実現されているので、もっとナンセンスだ。
どうでもいいことだが、(論理にとって)当たり前の前提だからつい見逃されていること・・・それを仮に例えば「原抑圧」と呼んでみてはいかがか(大嘘)。