物理学と宗教
神は存在しない、と我われのうち少なからずの人数が考えているようだが、ではなぜ欧米の物理学者たちの多くはクリスチャンなのか。
詳細は省くが、これを理解するには、ギリシア・ローマ的な神々と、キリスト教的な神を分けて考えるべきだろう。
というのは、キリスト教というのは欧米の文化、もっと言うと欧米の精神、つまり生活の基盤として機能してしまったからだ。
それくらいキリスト教の影響力は甚大だ。
物理学の理論では神の存在を必要としないのにもかかわらず、物理学者たちは神を信じなければならないという、ある種錯綜した理性をどう考えるべきか。
それは、キリスト教以前の、ギリシア・ローマ的な神々についての思想(日本の八百万の神々についての思想)を学習するしかないと思う。
今は遙か昔の事、老生が若かりし頃、故・某物理学者(ドイツ人)に同じ疑問を投げかけた事があって、彼は苦笑いしながら
礼拝には行かないが、墓場確保の為
って言ってました。
今は火葬もそれなりに多いそうですが、当時は専ら土葬だけで(それ程の昔の話)、老生は何の疑いも持たずに本気にしていました。
by LargeKzOh (2023-11-10 12:21)
LargeKzOh さん
コメントありがとうございます。
勉強になります。
by leekantoku (2023-11-12 08:39)