都知事選挙
都知事選挙にいろんな人が出るらしい。
自国の多数を形成する民族を大切にするか、グローバルスタンダードを大切にするか、ということで議論が分かれるとするならば、どちらもレイシズムを誘発するだろう、という予測ができるので、都民は究極の選択をすることになる。
だが、そこで絶望してはいけない。
幸いなことに、ヒトラーとムッソリーニだけが立候補する選挙ではないから。
二段階作戦
よく考えてみると、世界の闇夜がすでに二段階作戦の考え方だった。
つまり、原抑圧をヘーゲルのテキストの中に読むには、細分化が必要というわけだ。
いずれにせよ、『差異論文』に「二つの闇夜」という表現はあるが、「原抑圧的な穴」と「全体の中の欠如」の対比になっているかは(そういう解釈はできなくもないが)、イマイチ判然としない。
そう主張するだけなら、簡単なんだが。