哲学的テーマ 続き
そこにジジェクは、追加する。
4.政治
なかなか政治を定義するのは難しいし、そこに何の意義があるのかを見出すことすらわからないが、「裂け目」や「無」や「消えゆく媒介者」などが見え隠れする「政治的状況」を見つけた時、ジジェクは大いにその現象に注目する。
そこに、マルクス主義的なもの・・・イデオロギーのみならず、暴力的なもの=革命的なもの・・・を結びつける努力をしているようだが、オレの知る限りたいていは失敗している。
つーか、ジジェクには失敗していることに意義があると思っている節があり、理解に至らない。
哲学的テーマ
1.コギト
2.倫理
3.崇高
いずれもカントのテーマだが、哲学史的な共通項を持ちやすいので、考察として応用が可能という利点がある。
思考の順番があるとすれば、2と3が逆かも。