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シェリング


 つらつらと考えているうちにシェリングの『世界年代論』(なんと『諸世界時代』と題して、過去編の第二草稿の邦訳が出ている!)は、きわめて重要な書物だということがわかる。

シェリング著作集〈4b〉歴史の哲学

シェリング著作集〈4b〉歴史の哲学

  • 出版社/メーカー: 文屋秋栄
  • 発売日: 2018/11/01
  • メディア: 単行本













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否定的な…… [メモ]


 メモ。

 ヘーゲル『精神現象学』序言より。

「精神」が真理を勝ちとるのは、完全な分裂の中に、自らを見出すときだけだ。「精神」というこの力は、否定的なものから目を背けてしまうような肯定的なものではない。何かについて、これは無意味だ、間違いだとみなし、その後「精神」が顔を背けて他のものへと向かってしまうということはありえない。そうではなく、「精神」とは否定的なものを直視し、ともに留まることによって、力をふるう。この否定的なものとの滞留とは、「精神」がその否定的なものを存在へと変えてしまう魔力のことだ。この魔力こそが、先ほど「主体」と呼んだものだ……。

(厄介 上 訳P55)

「悟性」→「事実への反駁」→「ジンテーゼが行われる前の想像力」=破壊力





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