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科学的実在論 その7


 ガブリエル的な意味領域には時代や個性に基づく優先順位があってもよい。

 たとえば、科学的実在論は多くの人にとって高い優先順位にあるように思われる。

 とはいえ、神の時代は神が一番高い優先順位だったという歴史的事実(厳密に言うなら主張)を加味すれば、宗教は科学に取って代わられただけだ・・・つまり科学と宗教は変わりがない・・・というロジックは可能だろう。

 その反論として、そこに反証可能性というお題目がどこまで説得力を持つか、という問題もありそうだ。




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科学的実在論 その6


 よく考えてみれば、そもそも「実在論」の定義が難しい。

 「概念実在論(⇔唯名論)」「実在論(⇔観念論)≒素朴実在論」「唯物論(⇔唯心論、唯神論)」・・・等々考えていくと、実在論は対立する概念によって定義が変わってくる。




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