エレファントカシマシ新春ライブ その2
二番目に思ったのは曲の良さを際立たせようという、工夫をしていたこと。
ストリングスを入れるにしても、バンドサウンドを強調した「ロック」を意識するためか効果的な使い方をしてこなかったが、今回はややロックを離れてでも、曲の良さを引き出そうというアレンジだった。
ソロ活動を意識してるのか、という邪推を含めて賛否あるだろうが、そんなことはどうでもいい。
目の前にある曲の良さ、歌の良さを堪能できることがすべてだ。
エレファントカシマシ新春ライブ その1
1/18、妻と日本武道館にてエレファントカシマシのライブ。
例によってなんの期待も予測もせず、そこにあるものをただ受け入れる姿勢で会場入りする。
今回は機材トラブルで珍奇男がグチャグチャになるということもあったが、だからどうしたという感じの日常的な風景だ。
最近では珍しいけど。
一番思ったのは、観客が宮本に対して優しい。
逆に言うと「甘え」になりかねないほど包容力のある観客に恵まれている。
それもまた、いつもの風景と言えば、そうだった。