メカラウロコ29 その6
あと、機材関係の進化による音質の安定という圧倒的な違いが大きい。
つまり、このバンドの休止期間には、録音現場での格段の技術の進歩があった。
それは単純に言えば、現場のアナログからデジタルへの移行という意味が大きい。
とはいえ、このバンドの本質はアナログにあったりするわけで、未だにその良さを求めて海外での録音をしてしまうのは仕方がない。
録音部屋の音響特性というのを、ルーム・シミュレーター補正で行うことの虚しさを理解するのはなかなか難しいからだ。
音楽というのは感性によって経済が成り立つビジネスなので、それを理解できないと本当の意味での成功は覚束ない。
メカラウロコ29 その5
もともとベースが走りやすいバンドだったと記憶しているが、再集結後は年齢とともにそれなりに安定していた。