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松本卓也


 先日某所で松本卓也氏の講義を受ける。

 90分で一般向けのラカン入門というワケなんだが、そりゃ無理だよなと思いながら聴いていた。

 ところが時間不足ながらなんとか収まったし、なにしろ内容がチャート式で公式(主にドラの症例が公式の元になっていた)を駆使し、それで納得させてしまったからすごい。

 さすが京大准教授、浅田彰の伝統は今でも生きているのか(ちなみに浅田彰はまだまだ元気です)、とやや感動する。

 オレはひねくれた素人ラカン派で、普通の入門講義ではなかなか納得いかないかも、と思っていたが、実に簡単明解な公式で説明できるんだから大したもんだ。

 というわけで、そのうち精神病理の本(『症例でわかる精神病理学』)を買うつもり。


 ・・・と言いながら、最近は精神分析方面から頭が離れている。

 多方面をウロウロするのがオレに合っているのかも。





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買い直し


 W・G・ライカン『言語哲学 入門から中級まで』(勁草書房)を買う。

 前に一度買って、手放していた。

 また必要になって買う。

 なぜ言語哲学方面が必要なのか、自分でもイマイチよくわからないのだが、いろいろな方面を読んでいるうちに最低限の知識として欲しくなる。

 この本は、個人的に気に入っていて、辞書的に使えるし、簡潔で、しかも的確だ。

 入門書としてはやや高度で、中級レベルか。


言語哲学―入門から中級まで

言語哲学―入門から中級まで

  • 作者: W.G. ライカン
  • 出版社/メーカー: 勁草書房
  • 発売日: 2005/12/01
  • メディア: 単行本







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