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物理学と宗教


 神は存在しない、と我われのうち少なからずの人数が考えているようだが、ではなぜ欧米の物理学者たちの多くはクリスチャンなのか。

 詳細は省くが、これを理解するには、ギリシア・ローマ的な神々と、キリスト教的な神を分けて考えるべきだろう。

 というのは、キリスト教というのは欧米の文化、もっと言うと欧米の精神、つまり生活の基盤として機能してしまったからだ。

 それくらいキリスト教の影響力は甚大だ。

 物理学の理論では神の存在を必要としないのにもかかわらず、物理学者たちは神を信じなければならないという、ある種錯綜した理性をどう考えるべきか。

 それは、キリスト教以前の、ギリシア・ローマ的な神々についての思想(日本の八百万の神々についての思想)を学習するしかないと思う。





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