イマジネール
ついついイマジネールを中心に語ってしまう。
これはオレだけではなく、人類共通の癖だ。
だって説明が楽だから。
そして、それが象徴界と現実界のバックアップを受けたものだと主張し始める。
しかしオレたちが本当に語らなくてはならないのは、そのイマジネールの背後にある象徴界(の欠如)と現実界(とりあえず当面は他者の領域)と、イマジネールの関係についてだ。
自分のイメージをどうやって共有化させるか、その工夫が必要な気がする。
単に説得力の問題かもしれないが。
そういう意味で、読む側がそれなりのハードルをクリアさえすれば、フロイトの言説には説得力があることがわかる。