エヴニン非難
というわけで、原典を理解できないからその概略を記述したエヴニンを非難する・・・というような話になるくらいなら、まずはデイヴィドソンを受け入れてから、真面目に反論すればいい。
決して難しいことではない。
エヴニンへの非難はそれからあとの話だ。
エヴニン
デイヴィドソンを理解できない(著作を理解できない)からといって、理解可能な・・・しかし、デイヴィドソンに対する批判も書いている・・・エヴニンの解説書を前面に出すのは間違っている。
たしかにエヴニンの書物について言えば、入門書という意味では、少なくとも一部の説明の方向性が変だ。
とはいえ、エヴニンへの非難の根拠を述べるにはデイヴィドソンの原典に当たって、デイヴィドソンの理屈を理解していなければならない。