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エヴニン非難


 というわけで、原典を理解できないからその概略を記述したエヴニンを非難する・・・というような話になるくらいなら、まずはデイヴィドソンを受け入れてから、真面目に反論すればいい。

 決して難しいことではない。

 エヴニンへの非難はそれからあとの話だ。






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エヴニン


 デイヴィドソンを理解できない(著作を理解できない)からといって、理解可能な・・・しかし、デイヴィドソンに対する批判も書いている・・・エヴニンの解説書を前面に出すのは間違っている。

 たしかにエヴニンの書物について言えば、入門書という意味では、少なくとも一部の説明の方向性が変だ。

 とはいえ、エヴニンへの非難の根拠を述べるにはデイヴィドソンの原典に当たって、デイヴィドソンの理屈を理解していなければならない。





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「規則に従うこと」に関するありがちな考察


 ヴィトゲンシュタインの「規則に従うこと」とは実践場面において、決して「先行理論的な」規則性を正しく運用することではないことを示している。

 つまり実践的には、主体が規則に従ったつもりでも(先行理論的な)規則を、(当座理論的に)逸脱することはありうる。

 だが、デイヴィドソンはその前提として、相手は何か正当的な意図を語っているのだから、結果として間違った規則がなされたとしても、「相手にとっての正しい規則」を解釈可能だとする。

 この実践主体と解釈主体の違いは、ある意味オレにとっては、同一場面の二人の主人公を語っているだけにすぎない。

 つまり、実践する主体と解釈する主体は別の次元にいるが、オレたちはその違いをあまり気にしない。

 哲学者は、あえてその違いを気にする。

 それが哲学の道だ。






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「心の問題」とセラーズ


 そういえば、オレの読み取ったセラーズのイメージは、「心身は同一ってことでいいんだけど、脳神経学とかで今現在うまく説明できるわけではないので、心と行為については理由とか言語による意図みたいなので考えるのが自然だよね」という感じ。

 それがデイヴィドソンの非法則論的一元論と直接結びつくのかどうかは不明だが、まー何となく似ているってことでオレは納得している。





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「心の問題」の問題


 心の問題は規約主義と全体論の混載でワケワカメとはいいながらも、実は規約主義にも全体論にも穴がある(単純に異常心理学的な発想なので無視してもらっていいです)のだから、さほど厳密化ということを気にしなくてもいい、というのがオレの現在の心境だ。

 ただ、もう少し各方面を当たって、論理展開上穴がうまくふさがっている(つまり穴があることを回避できる)ことを確認できればまた少し変わってくる。

 これは単なる予測というか予感だ。






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全体論の問題


 全体論というのはその本性上循環的性格をもっている。

 その性格を遠ざけようとすると単なる規約主義に似てくるし、近づくと単なる循環論になるので、全体論に論理的な有意味性を持たせるのはバランスが難しい。

 正当化の理論と全体論の対。

 規約主義と全体論主義の対。

 これらをうまく表現するには三角測量(「自己認識」「他者認識」「世界認識」という三つ巴の同時発現)しかない……というのが、晩期デイヴィドソンのロジックとなるのだが、これはまた別の機会に触れることにしよう。






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現場の厳格化


 そもそも言語活動の現場について、できるだけ「合理的」だとか「正当化」とかを前提にしないと分析哲学的な方向に話が進まないから、そうやってスタートさせている。

 ところが現場は実際問題としてそこまで厳格化されていないため、そもそもの前提を最後まで推し進めるには無理がある。

 ということを、当然ながらデイヴィドソンはわかっていたと思う。

 厳密化的な発想で進めておきながら、「いや心の問題はちょっと曖昧でもいいんじゃね」的な妥協を時々している・・・ような気がする。





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フロイト


 なお、言い間違いといえばフロイトを呼んでこなくてはならないような気がするが、ここでは無視しよう。





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経済原則


 会話にせよ行動にせよ、オレたちは経済原則に従って楽な道を歩む方がいい。

 だから疲れない方向で・・・というのもさほど変な話ではあるまい。
 





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疲労


 といって当座理論的な発想だけで語るのも、疲れるだけだ。






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会話の現場


 いずれにせよ会話の現場はいい加減だ。

 規約主義だけで語ると、やや堅苦しすぎる感じがする。




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無意識


 いや選択というより、無作為に喋りながら探っている。





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二元化と選択


 つまり、言語の現場では先行理論と当座理論の二元化が起こっていて、そのどちらかを選ぶのか、その都度選択しなければならない。




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ルール通り


 とはいえ、オレたちの経験では言い間違いの世界に出会うことは少ない。

 ルール通りに語ることの方が多いだろう。

 確率論的に言えば規約主義の成立する場面に接することが多い。





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意味の理論


 根元的解釈の導入について、言い換えてみよう。

 分析哲学方面では、意味の理論をどうやって検証するのか、という課題があるらしい。

 その検証の一つの方法として、デイヴィドソンは意味についての「未知の言語への適用」という「根元的解釈」という発想を提案した。







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言い間違いの世界


 しかしながらデイヴィドソンの白眉は、言い間違いや仲間内の冗談などの場面ではそれまでのルールに従っていない(むしろ冗談はルールに違反する方向へ向かいやすい)場面で発揮される。

 そういう場面こそ「根元的解釈」というヤツで考える、いや逆か、そういう場面を想定して根元的解釈という発想があり、そして「先行理論」に対する「当座理論」が成立する。







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規約主義でうまくいく


 つまり、行為は規約に則っていて、言行一致で論理実証主義的な発想もうまくいく。

 法則論的一元論まで道のりは遠くない、とすら言えそうだ。





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規約主義


 再開。

 旅行の話は、また後程。


 で、デイヴィドソンの先行理論だけを考えるなら、言語活動は規約主義に準じていると言い切ってよいだろう。

 それですべては丸く収まる。




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言語と行為


 分析哲学者は言葉を発することを「行為」の一種とみなすことが多い。

 彼らは「言語活動は行為の一種と捉えることが可能だ」と言ったりする。


※筆者の諸事情(旅行)のため、この日記は一週間ほど中断します。再開は11/22を予定。






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デイヴィドソンの立ち位置


 デイヴィドソン自身の位置付けは難しいが、デイヴィドソンに対してどういう反論をするかによって他の分析系哲学者たちの立ち位置が見えてくる、という現象が起きている。

 そういう意味ではデイヴィドソンは大物かも。





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デイヴィドソン


 デイヴィドソンはいろんなところに顔を出して、なおかつ一貫性を保とうとしている。

 一貫性を保とうとして無理をした関係か、ところどころ少々破綻しているんだが、それがまたオモシロイ。







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セラーズ


 セラーズは重要な思想家のような気がするが、センスデータ論以外の部分はなかなか注目されにくい。






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クワイン


 なんだかんだでクワインも参照しないとなかなか進まない。

 クワインの思想は分析哲学の根幹をなしているようだ。





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分析哲学


 今は分析哲学系の本を読む機会が多い。

 結局ヴィトゲンシュタインまで遡ったり、行ったり来たりしている。




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哲学書


 哲学書をシコシコ読んでいると、ときどき頭の回転がおかしくなる。

 なぜだろう。





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株式投資のコツ [株式投資]


 たぶん、大型安定株を、価格の安い時に買って放っておくというのが一番簡単だ。

 長期のチャート読みで・・・つまり月足ってヤツです。

 あとは銘柄の値動きが、その人の感性に合っているかどうか。

 この自分の感性を見極めるというのがなかなか難しい。




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頭の中のプレゼンス


 ゼップのプレゼンスが頭の中で鳴ることが多い。

 もしかしてドラムが暴れすぎているのかな、と思って先ほど音源を確認してみると、実際はもっと暴れていた。





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声の質 続き


 いったい何をもって「良い声」「悪い声」となるか、イマイチよくわからないところもあり、判断に迷う。

 いいのか悪いのかは別として、「続けてくれてありがとう」という気持ちになればいいのかもしれない。





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声の質


 歳とともに声質は変化する。

 不摂生ということもあるし、逆に味が出るという考え方もある。

 昔と同様の声を出すのはなかなか難しい。

 時間と金がかかる。






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ガンとの闘い


 あるアーティストがガンで活動をしばらく休止するとか。

 いろいろあるんだが、初期なら切って終わりということもあるので、また再開してほしいと思う今日この頃。





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