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セルタ戦 [サッカー]


 リーガ第6節バルサ対セルタ。

 ベニテスはバルサのハイラインに対して徹底したカウンターを仕掛けてきた。

 (1)ヘタフェのようにガツガツ当たる、(2)カウンター、というのが、リーガでの対バルサで考えられる戦い方なんだが、(2)のカウンターを最後までやり切ったセルタは素晴らしい。

 とはいえ、チャビはカウンターを恐れずハイラインで戦い続けた。

 これが良くも悪くもバルサらしさを体現しているし、監督としてのチャビの長所と短所を同時に示している。

 普通ならハイラインでダメなら(1)少しラインを下げる、(2)徹底して相手トップのケアをする、くらいはやるんだが、バルサはあまりそれをやらない。

 結果逆転勝ちしたのでそれでいいという考え方もあるし、戦術としてそれはどうかという考え方もあるだろう。

 これはロマン主義か現実主義かという、クラブの姿勢の問題だ。

 ホームで見せるエンタメとしては正解だが、CLを見据えた戦い方としては誤りだろう。

 オレたちはいつも夢と現実の狭間にいることを改めて実感した一戦だった。


 あと、気になったのは逆転してからのゲーム収め方だ、ゴールチャンスを3度くらい与えている・・・ギュンドアンがピポーテの位置に下がって、何とか最後を収める姿勢を示しているにもかかわらず、だ。

 これはCLのような高いレベルの試合では致命的な展開なので、チャビは当然修正するだろうが、戦術的には攻撃も守備も「必要なスペースに数を足していくこと」を実践するにしても、結果としては「個の質」に依存する場面が多いため(これはビッグクラブの特色)、今後守備の局面でフレンキーの離脱の影響は大きいと見ている。





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