借金大国日本
日本政府の累積債務は1,000兆円あるらしい。日本のGDPがザックリ500兆円なのでその2倍の借金だ。世界でも例がないくらい高いレベルだ。
このデータをもとに「日本国民の一人当たり、800万円の借金がある」という話になっている。
まーそれはある意味正論だが、全面的に正しいわけでもない。
では日本政府は誰から金を借りているのか。ちなみに1000兆円の借金の内、普通国債は700兆円レベルといわれている。
答。借主の9割は日本国内で、だいたいが日本の銀行だ。つまり借金のうち、対外債務は70兆円レベルで残りの630兆円は国内銀行からの調達。これではギリシアとちがって、簡単には財政は破綻しない。まだ生き延びる余地はある。
ちなみに、利子の支払いは700兆円の元本に対し年間10兆円程度。今の日本国債利子率は1%を切っているので平均するとだいたいそんなもんだ。
さて、日本の銀行が日本国債を買うための元は何か。それは国民の預貯金だ。実はそれだけではないんだがそれは後の話。
つまり預貯金がなくなれば、もうこれ以上日本国債は買えないということになる。そういえば「日本の貯蓄率が徐々に減っているから、今後は国債を買う元手がなくなる」という話もどこかで聞いたが・・・。ガンバレニッポン。続く。
上の話と全然関係ないが、太陽光発電事業が制限されるらしい。今までが異常だったということで、個人的には納得する。
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