無意識は・・・その5
専門家の間でも「無意識」という言葉はずいぶん軽くなっている。
それが、学知と深い関係にあったり、あるいはまったくなかったりして、言葉にしにくいものだということを忘れてしまっていると見受けられる。
「無意識はランガージュのように構造化されている」というのは、きっと哲学との関連性とか物理学との関連性とかいろいろと考える余白を与えるために語られた可能性がある。
無意識とはまさに言葉通り受け取られなければならない。
だから、オレはそこでいったん立ち止まり深呼吸する。
あとは分析空間とか、特殊な読書空間とか、でしか語れないので。