理性と非理性 [相互受動性]
てゆーか、理性を求めるのなら誰もドイツ観念論やフランス現代思想へとは近づかない。分析哲学や科学哲学で充分事足りる。それ以外はバカだよねって言って笑っていればいい。
ところがそれでは少しもオモシロくない。オモシロいと思う人はどうぞご勝手に。例えば初期のジジェクなんてのを読もうとすると、理性が拒絶するだろう。何がいけないって論理の飛躍がいけない。それどころか鍋の論理よりぶっ飛ぶ理屈が展開される。そんなもの読んだってなんの役にも立たないよ・・・と理性は言う。
オレはあまり理性の言うことをきかない。てゆーか、非理性こそが理性の真骨頂とすら感じる。大文字の他者だとか相互受動性だとか交換ネットワークがどうしたとか、そういうのが一番オモシロい。
オレたちは所与で狂気にさらされている。統合失調症なんてのは、ヒトの本来的な世界=死に一歩早く行き着いただけで、まともな歩みだと言える。逆に生き延びることは奇跡的だとすら感じる。だからオレたちは生きようと努力しなければならない。生きることは奇跡だ。
と、書いているのは、非理性ですのでどうぞお構いなく。
コメント 0