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行為の因果説 その3


 しかしながら心的見解の中心は日常的イメージの中にある。

 日常的イメージに「理由」はあるとしても、常に因果的とは言えない。

 科学的イメージが「より正しい」に違いないという見地から、因果性を中心に持っていきたい、という気分になる、というのは大いに理解できるが。




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行為の因果説 その2


 それはなぜかと考えるに、デイヴィドソンの思想的な背景は、たぶん科学的実在論だから、ということから話を始めるべきか。

 人間が思い浮かべる、科学的なイメージと日常的なイメージの乖離は、日常的イメージが錯覚にとらわれやすいという見解によって克服できるだろう。




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