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説明の仕方


 説明の方向性が変と言えば、セラーズの説明は非常に変だ。

 なぜこういう説明の仕方をするのかいまだに理解できない。

 たぶん誰か(古い哲学者)の真似をしているんだろうが、だからといってそれが効果的とはとても思えない。

 とはいえ、セラーズは信頼に値する。

 それはなぜだろうか。

 セラーズに対しては寛容の原則が働き、エヴニンには働かないということだろうか。





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エヴニンによる寛容論の説明


 エヴニンによるデイヴィドソンの寛容論についての説明は、一般的なものより一歩踏み込んでいる。

 デイヴィドソン自身としては1975「思いと語り」辺りからそれが顕著になってきたようだが、誤解を恐れずにものすごく単純に言うと、「被解釈者が偽の場合、それが解釈者によって合理的に説明できれば、被解釈者が偽と考えることも問題ない」を寛容論は含んでいる、ということだ。

 だからなんだという気もするが、細かいことを気にする分析哲学者にとっては結構重要だと思う。





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