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将棋カンニング問題その2 [将棋ソフト不正使用疑惑]


 おそらく告発した側は、そのような将棋界の「村」意識を改革しようとしている意味もあるのだろうが、結局「村」の仕組み(タイトルホルダーの発言力、付き合いのあるメディア)を利用してそれをやろうとしているというのが興味深い。

 で、告発された側からも出場停止と疑惑をかけられたことの二点に対して抗議の声があがっている。

 ここまで村の外部にまで情報が拡散しているとなると、村の仕組みによる解決は難しい。

 ちなみに村の仕組みによる解決というのは推測するに、疑惑を曖昧にしたまま、そして、その処分の妥当性も不透明なまま、それまでと変わらずに「継続」していくことだ。

 根本的な解決策は、連盟の運営を外部の人間に任せるということだろう。

 あとは不正行為の範囲とそれに対する罰則の明文化。

 グレーな場合にどうするかも、スポーツ界のドーピングの取り締まりなどを参考に、ある程度事前に想定して決めておくとよいだろう。

 今回の例を見ても分かるように、この手の不正行為は村の内部で収まらない話になるから、そこまで考えるのは仕方あるまい。

 なので「第三者調査委員会」設置というのは、遅かったとはいえ妥当な判断だったと思う。





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