バイエルン戦 [サッカー]
アウェイでのバイエルン戦。
バルサが戦術的に苦手なタイプというのはあるが、力の差は歴然としている。
高い組織力によるハイプレス&カウンターという縦に早いサッカーに対応できないのは、ポゼッションの仕方に問題があるのか、個人のスピードの問題なのか、単にインテンシティの問題なのか、おそらくその全部だろう。
ナーゲルスマンの方法はバイエルンの歴史を踏まえ、かつ選手の特性を踏まえながら、彼独自の組織論を選手に浸透させたうえで、「守備は中に人数をかけて中央突破させずに、逆に攻撃は縦一本で全員ダッシュする」といういわゆる「組織的box to box」という基本スタイルを徹底している。
いずれにせよ、このレベルに勝つには戦術の補正と選手の補強が必要で、後者がままならないのだから前者を徹底していくしかないだろう。
これでヨーロッパ・リーグ行きとなったが、今の実力はこんなものだし、ヨーロッパ・リーグでどこまで進めるのかも不透明だ。
点が獲れないことに苦労するのは前線の選手の獲得(怪我人の復帰)でなんとかなりそう(もちろんすぐには獲得できない)だから、今は「プレスを剥がし、いかに前線へ繋ぐか」のパターン学習の時と考えるべきだろう。
若い選手には良い経験となっている・・・と思いたい。
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