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戦争と平和 その2


 よく考えてみると「戦争」と「平和」を対等に並置させるというのはおかしなことではないか。

 戦争は、もちろん戦争だ。戦争に平和は必要ない。しかし、平和は戦争を前提にしている。

 つまり戦争は所与で、平和は束の間の概念だ。現象ですらない。

 平和という理念は目標として必要かもしれない。しかしそれは永遠に現実として到達しない。それは人類が愚かだという証明だろうが、むしろ論理的必然として到達しない、と言った方がいいように思える。

 そんなことより、どうすれば(地球レベルでの)戦争による被害者(死亡者)を最小にできるのか。それを考えるのが一番「政治経済的」だ。理念を振り回したところで何も変わらない。





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