東京都北区赤羽
東京都北区赤羽という「フェイクドキュメンタリー」が深夜枠で流されたが、これがまたなかなかオモシロかった。山田君はいい感じに狂っている。・・・いやもちろん演技なんだろうけど、たぶん元々の素の悩みに近いのだろう。
フェイクかリアルかという議論もあったようだけど、それはもちろん前提はフェイク。しかし、そこに山田君の演技力に加えて、ホントに赤羽へ来て清野氏のマンガに出ていた人々と交流するというドキュメンタリー風の味付けが、その議論を混乱させていたようだ。
しかしそのような構造分析よりも、ゆるい映像でグダグダしているところを楽しむ作品なので、リアルかフェイクかという議論は、オマケに過ぎない。そういう意味では、結局原作を楽しむのと同様に観るべきだったのかも。
最初と最後が劇中劇というのも、構成としては見事だ。
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