ラポール
性関係は無い、の「関係」はラポールだ。
ラポールは比率という意味もある。
比率は象徴界の特徴でもある。
ところが象徴界にも、比率的な秩序と、シニフィアンの連鎖のような自由運動(それは意味からの離脱傾向を示す)がある。
これがオレの言う「理外の理」だ。
それとは別に「理外の非理」がある、というのは、フロイト以降の発想なんだが、あまり指摘されることはない。
・・・そんなこんなを、ボロメオで説明しようとすると、肝心な点を誤る。
ボロメオの重なり部分について語っていたとしても、輪同士が繋がっていないなら、その説明は消去される。
そういう文脈で、ひとつの・・・ひとつの・・・ひとつの・・・がある、と言ったと考えるのが自然だ。