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第26節 ヘタフェ戦 [サッカー]


 アウェイのCLナポリ戦は同点で、今のバルサなら僥倖の出来と言わねばなるまい、ナポリもよくなかったけど。

 リーガ第26節はカーサ(ホーム)でヘタフェ戦。

 セントロは右クバルシ、左アラウホで、保持時の3バックはクバルシが真ん中、これで最終ラインはあと15年は安心だし、数年後にはカピタンにもなれる、頑張れクバルシ。

 序盤は予想通りヘタフェのプレスにやられてボールが繋げず、ビルドアップできず、クリステンセンに展開力はないし、頼みのフレンキーが狙われたりして、「バルサらしさとは何か」という哲学的問いにしばらく浸ってしまうような出来だった、ボールがつながるのはカンセロのところだけという体たらく。

 一点目は、今のバルサならこれしかないという、カウンター、クバルシ→クンデ→ラフィーニャ、先発のラフィーニャが期待に応えた、守備も頑張っていたし、いい選手だがなかなか結果が出ていなかった。

 後半に二点目を取ったジョアン・フェリックスはある意味天才とも呼びたくなるようなボールコントロールができる選手だが、全体的にプレイが軽いし、緩急のつけ方が下手で、なおかつ感情にムラがあってそれがプレイに如実に出るので、なかなか評価が難しい、オレの評価ではラフィーニャより低い、とはいえ前線の選手は得点という結果が出れば何でもありだ。

 この二人に関しては、ラインの裏に飛び出す意識が高かったので、ヘタフェ相手の戦術としては成功だろう、これはチャビの功績だとはっきりさせておこう。

 そしてこの二点目では、バルサらしい繋ぎがやっと出た、クバルシ→ギュンドアン→ラフィーニャ→クリステンセン(!!)→ジョアン・フェリックス・・・チャビがやりたいサッカーはたぶんこういうことだと思うし、それを目指してやっているのにできないのはなぜか、についての答えをここで書くつもりはない。

 56分、オフサイドになったがラフィーニャからレヴァンドフスキ―へのパスは絶妙だった、このプレイを見て、オレはようやく、後半のバルサは珍しく調子がいいかも、と感じた。

 三点目は、フレンキーが敵陣までボールを運んで、ギュンドアン→ラフィーニャでこぼれたところ(ラフィーニャの冷静な繋ぎ)を、フレンキーが冷静に押し込んだという展開。

 62分、フェルミン・ロペスがジョアン・フェリックスと交代出場、ジョアンの不満顔が印象的だったが、これは正しい交替だと言えよう。


 結果として4-0でバルサの勝ち、この結果をもたらしたのは「決定力の差」という考え方もあるんだが、決定力があるとかないとかは監督の思考にはないもので、監督が考えるのはただチャンスの回数を増やすことだけだ。

 決定力は、選手の質と必ずしもイコールではないし、評価基準として分かりにくい、だから「決定力の差」という言葉は無意味だろう。

 もし言うとすればヘタフェの守備に多少穴があったということだろうが、間違いなく穴があるのはバルサの守備陣なので、多くは語らない。





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