最近のバルサ [サッカー]
守備が安定していて、バルサらしからぬ堅守となっているんだが、これはアラウホ、クリステンセン、クンデの3人が俊足でかつ対人に強いセントラルだから・・・、言い換えると戦術ではなく選手獲得による個の強さの影響だ。
攻撃時は3-2-2-3の形になっていて守備時には4-3-3あるいは4-4-2の形としている。
このやり方の一番の問題は攻撃時に左ラテラルをエストレーモとして機能させることだが、その辺りはフレンキーの才覚でなんとか守備時に穴埋めしながら誤魔化しているようだ。
とにかく、ドブレ・ピボーテ気味に配置し、中盤を4人とすることでボールが回り出した。
ということは、やはり数的優位を中盤で作っておいて、ポゼッションを目指すのがバルサの流儀ということになる。
チャビはクライフ原理主義者なんだが、クライフと大きく違うのは、運動量を要求していることで、例えばガビやフレンキーは試合の最後の方でも全力疾走しているなど、もはや単なるテクニシャンだけでは生きていけない時代になっている。
コメント 0