エルチェ戦 [サッカー]
カンプノウでのエルチェ戦。
若手の活躍でなんとか勝利したが、問題は沢山ある。
一番気になったのは、ガビとリキ・プッチのポジショニングの悪さ、それをガビは運動量でなんとかカバーしているが、今のままでは怪我をするかも・・・監督の視点からは、点を取った(アシストもした)のでたぶん帳消しになっている。
あと、ラングレの守備の小さなズレを補正できていないことだ。
そして、フレンキーがデンベレの独特のリズムに合わせようと必死にやっているのがよくわかってオモシロイ。
アブデとアルバのリズムは合っているので、左サイドの攻撃は生命線となっている。
一方で右サイドはデンベレ一人でもなんとかできるときが多い。
エルチェがあまり前に出てこないので、バルサがやりたいサッカーが見えてきたが、まだまだ上記のようにリズムが合っていない箇所がある。
セットプレーの守備の修正は、パターン化の問題なので、そのうちできると思うから心配していないが、チャビが目指すポゼッション・サッカーの理想像と比較すると、その完成度は低い。
つまり、その方向性の指導者としてはクーマンは不適格だったことになる。
クーマンが求めていたのは、バルサのパスサッカーに高さと強さを加えたものだろうが、肝心のポゼッションの精度が疎かになっていたことが証明された・・・というか、この時代にポゼッション・サッカーを目指すことの難しさを証明している。
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