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セラーズとデイヴィドソン


 個人的な考えだが、セラーズとデイヴィドソンの立ち位置に似たところがあると思っている。

 二人とも、最終的には物理主義=自然主義=科学主義というようなものが思考の中心軸にあり、それを無視することはできないと考えている。

 しかし彼らは、人間の「自発的(主観的)な側面」=「理由の空間」は、物理主義の中に簡単に収まりきれないことを主張する。

 というわけで、彼らは総論としては一元論を主張するのだが、各論では二元論のような展開を端々に見せている。

 そこにアルチュセールの「重層的決定」や吉本隆明の「重層的非決定」との類似性を感じるのは・・・あらら、オレだけか・・・反省しよう。





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