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贈与という理念 [メモ]


 メモ。

 「理念」の対象は時間を超えているがゆえに、そのものとして経験しえない。だが反対に贈与は、それ自体時間内的なので、そのものとして経験されない。ほかならぬ贈与という理念こそが、そのものとしての贈与など存在しないことを説明している。というのも贈与が贈与でありうるのは、それ自体と異なるものになることによってだけだからだ。

(無神論p75)


 贈与にある種の特異性を与えるのは、それが経済的活動と異なるからだ。

 要するに贈与は経済的な意味から離脱した行為。






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