分析とその抵抗に関する法 [メモ]
メモ。
私はここで話を打ち切り、やや断定的に結論を出さなくてはならない。まさしく切断について。そして、分析に関する決断の逆説について。われわれが接近したもの、超分析的必要、「終わりなく分析しなくてはならない」という法、そもそも「それ=エスは際限なく自ら(を)分析する」、したがってそれは誇張分解的に分析されなくてはならない、つねに分析すべく残るという法だ、と同時に、他方では、分析への抵抗より以上ないし以下のようなものを、一切の分析的テロス(原理の、単純な要素の、根源的なものないしアルケーのもつ原理的なもの)に分析へのもう一つの抵抗を付加するあの「すべく残る」の残抗を考察に取り入れるようわれわれに命ずるあのもうひとつの法だ。
(抵抗 P66)
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