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概念枠 その6


 というわけで、野矢茂樹の『語りえぬものを語る』は極めて難解な書物だ。

 見た目の読みやすさで、理解したと思うと、罠に落ちる。

 難解だからこそ、慎重に、注意深く、いろいろと他で確認しながら、じっくりと読み進めなければ理解できない。

 つーか、そもそも野矢が乗り越えようとしているデイヴィドソンの考え方が難しいのも、その要因か。

 たとえばこの章では、クワイン、デイヴィドソン、野矢の三者の思想的差異を、うまく切り分けながら読み進めていかなければならない。






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