ヘッドフォン聴き比べ
先日、ウルトラゾーンとグラドとゼンハイザーの聴き比べをした。
ゾネは PRO750。
グラドはアレッサンドロのRS1e相当機種。
ゼンハイザーはPX100II。
ゼンハイの名機HD25-1II ではないところがミソか。
で、曲はアコースティックギターと女性ヴォーカル・・・つまり前述の「帰れない二人」だ。
ゾネは空間たっぷりでスタジオの残響音がよく聴こえる・・・というか、そういう音造り。
グラドは逆に直接音オンリーみたいなニュアンス、この中ではモニターっぽい感じになる・・・ただし、全体に柔らかく、モニターにありがちな刺々しさはない。
ゼンハイは周波数特性の関係か、ギターの箱の音がまろやかになり、全体に温かい感じ。
いずれも甲乙つけがたい魅力がある。
とくにPX100IIのCPの高さには驚かされる・・・堅牢さをまったく感じさせない造りなのに、豊かで贅沢な低音・・・残念ながら生産中止だけど・・・コンパクトでオープンタイプの需要がないということか。
HD25を聴けば、たぶんモニターっぽい音だと思うが、アコースティックをHD25で聴くことはないので敢えて除外した。
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