コペルニクス的転回 その2
コペルニクスの地動説は単に「太陽中心説」に過ぎないんだが、それでも大変な発見ということになる。
なぜかというとコペルニクス的転回だから・・・というのはトートロジーになるのだろうか。
前回の話からすると、トートロジーではないんだが。
また、プトレマイオスが天動説の代表格となっているが、彼の発想は常識的なもので、地球が中心で太陽その他が地球の周りを回ると考えるのは、単純に自然なことかと思う。
というか、だからこそコペルニクスの地動説は大きく考え方を変えるような革新だった。
一方でカントの思想が革新的なのは、「認識があるから対象がある」ということではなく、「時間」と「空間」が客観の側ではなく主観の側にある、と考えたことだと思う。
そんなの非常識だし。
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