テロ軍団
テロ軍団とどうやって対峙するのか、という問題がある。
政治的な問題、宗教的な問題は世間の皆さんに任せておくとして・・・。
フロイトは「隣人=不気味論」を展開した。隣人はある程度よく知っているだけに、自分との差異が表現として明確で、それ故に攻撃的に襲ってくる・・・という妄想が起きやすい。
(引用開始)
したがって、われわれにとって隣人は、たんにわれわれの助手や性的対象たりうる存在だというばかりでなく、われわれを誘惑して、自分の攻撃本能を満足させ、相手の労働力をただで利用し、相手を貶め・苦しめ・虐待し・殺害するようにさせる存在でもあるのだ。(フロイト『文化への不満』)
(引用終了)
テロ軍団はネットワークのはみ出し者なので「隣人」というのはあまり合わないだろう。ネットワークのはみ出し者がネットワークに関与する唯一の方法が暴力というわけだ。
つまり現実界の砂漠へようこそ、と彼らは言っている。これは危機的な状況だ。オレたちは生き延びるための諸方法を実践しなければならない。
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