普通の子
普通の子が殺人を犯すと、それは普通の子ではない。これが前提だ。
つまり普通と異常の境界線が、わかりやすいときと分かりにくいときがある。基本的には異常と普通の差は小さく分かりにくい。
さて、これは教育が悪いのか。たぶん、そうだ。子供は独立した主体性のある個体として扱うべきなんだが、いろいろな事情でそれが為されない。
では親が悪いのか。たぶんそうだろうけど、親自体も「そういう教育」を受けていない、ということだろう。学校が悪いのかというと、まーそうなんだけど、今、ガッコのセンセは負荷が多くなっているので同情の余地はある。
とにもかくにも、「自覚のない大人たち」に囲まれて育った子供は不幸だ。子供はオトナたちを実によく見ている。
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