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ラス・パルマス戦 [サッカー]


 第19節、フエラ(アウェイ)の対ラス・パルマス戦、バルサはやっとのことで勝った。

 これで不調なのかというとそうではなく、実力だろう。

 オフサイドが多いのは、ラス・パルマスの最終ラインがうまく上げていたということと、バルサが裏抜けを狙っていたという二つの要素がある。

 あと、イリー(ギュンドアン)、フレンキー(デ・ヨング)、セルジ(ロベルト)という、若手中心だった最近では珍しい中盤構成はオモシロイ。

 最後は執念でなんとか勝利を引き寄せた感じだが、良いときのバルサもこういう試合をたくさんやっていたのでそこは心配していない。

 PKは審判買収の結果ではないか、という考え方の人もいるかもしれないが、当然バルサにそんな金はないし、あるなら、契約時点で万全の体制でリーガ登録できるように、ヴィトール・ロッキのために使っていたはず、ということを忘れてはならない。

 問題があるとすれば、
・得点が少ない
→バルサならもっとチャンスを作るべき
→ビルドアップがうまくいっていないように見える
→とはいえイリー(ギュンドアン)とフレンキー(デ・ヨング)は悪くない
→では「誰が悪いのか」
という話になっていって、チャビやレヴィ、あるいは一部でカンセロがやり玉に挙がっているところか。

 ゴール・チャンス数の割に点を獲れないのはいつもの話で、MSNの時代は例外的、しかもオレはMSN時代のサッカーはバルサらしくないと思っているということもあり、なかなか難しい。

 本来のバルサらしさを出すには、ポゼッション(で休む)、そしてプレスとショートカウンター(で戦う)というメリハリをどうやってつけるかということだと思われ、そこは得点経過やゲームの流れを読みながら、ピッチ上で判断していかなければならない。

 なので、今は成長過程の苦しい段階だし、そもそもチャビはすぐに結果を出すタイプの監督ではない(ある意味、昨季は幸運あるいはまぐれ)し、何より金がないので、もう少し時間がかかる。

 しかし、サッカーのサイクルは早いし、関係者はファンを含めほぼ全員気が短い。

 どうなることやら。






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