一喜一憂 [サッカー]
クラシコは結果が伴わなかっただけだったが、それ以降バルサの調子が良くない、内容が良くないというわけで、今まで擁護していた地元メディアからもチャビへの批判が始まった。
バルサの監督というのはそういう立場だから仕方がない。
あのペップですら4季で、ルイス・エンリケはきっちり3季で投げ出すような、つまりレジェンドにとっても厳しい職場だ、彼らはいずれも結果を出しながらも自らの意志で契約延長を断った。
チャビは2021-22シーズンの途中の就任で、2シーズン程度経過した、とすると、今季の結果次第で、つまりリーガの優勝かCLベスト8のどちらかを達成しないと、たぶんクビになるだろう。
メディアやファンの期待に、チャビが答えられていないところは、戦術的な修正が遅いことと、そのパターンが少ないことか。
相手プレスの特徴に合わせて、ビルドアップでどう対応するかという、アイデアが感じられない。
チャビの現役時代はたぶん個人間の阿吽の呼吸でなんとかできていた部分だろうが、その時代に比べてプレスに要する技術と体力が格段に上がっているために対応できていないのではないか。
とはいえ戦術的なディティールを選手任せにしているなら、選手のコンディション次第というところもあるので、内容の浮き沈みは今後も出てくるはずだ、つまり、一喜一憂の展開はまだまだ続くだろう。
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