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ドミニク その2 [メモ]


 メモ。

 ドミニクは母親のフェティシズムの対象となって支配されていた。親の欲望に自分の欲望を譲り渡す子どもに、「主体」が到来することはない。母親は自然な愛情という名のもとに、子どもを「血の通った生きた人形」にしてしまった。また母親自身が一次去勢を乗り越えていないことが、この倒錯的構造の導入に寄与している。

(春木 歓待 P157)






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