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ギズモドローム


 4/9に妻と出かけて、オーチャードホール(2,150席)でギズモドロームを観た。

 客席の平均年齢がこれほど高いライブは初めてかもしれない。

 ギズモドロームというのは元ポリスのスチュワート・コープランド(65)がイタリア人のキーボーディスト、ヴィットリオ・コスマ(53)と始めたユニットで、エイドリアン・ブリュー(68)とレベル42のリーダー、マーク・キング(59)が加わってバンド形式となったらしい。

 彼らの演奏する曲は、決して世間に広く流通するものではない・・・というのは残念なことだが、ライブでそれなりに動員(東京で1,500~2,000人レベル)できるのは彼らの過去が素晴らしいからだ。

 いとも簡単に変態曲を演奏してしまうのは、その経歴からして当然としても、改めて音にして出てくると「それはないぜ」レベルになるということに気付かされた。

 「エレファントトーク」のドラムがスチュワート・コープランドというのは、どういう組み合わせなんだと思うんだが、その昔「スキッツォイドマン」のギターをゲーリー・ムーアが弾いた(グレッグ・レイク・バンドだったかな)という違和感に比べると大したことはない。

 ドラムはタマで共通だし。

 マーク・キングの高速ストラップは健在・・・・というか健在どころかずっと高速のまま。

 ジェフ・バーリンでさえ最近大人しいのに。

 というわけで、スチュワート・コープランドの作った変な曲(ある意味ザッパ的な要素もある)を本人が楽しそうに歌っているのだから問題はない。

 スチュワート及びもう一人のドラムを含む、バックの演奏が凄すぎて、笑うしかない・・・というのが正直な感想だった。





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