幻想の信奉者
ジジェクはマルクス主義的な幻想の信奉者だ。
・・・と書いたのはオレではない。誰が書いたかなんてどうでもいいが、幻想は必要だ。幻想とともに生きる・・・それはエディプスという幻想の地位が下がっている今だからこそ、幻想は必要だ。
マルクス主義は終わった・・・のかどうかはオレの関心事ではない。そういう話は柄谷行人近辺に確認して欲しい。それよりも、新しい幻想、新しい物語、新しい歴史を紡ぎだし、そしてそれを徹底的に弄び蹂躙し、廃棄する。そういう作業が、オレたちが今後生きるために必要となる。
今気づいたが、政治的な意味を考えるときは、なぜかアドラーが役に立つ。理由は分からないが。
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