いろんな自分
多重人格というわけではないが、自分の中にはいろんな人格がいるようだ。なんとなく統一性を保っているのは一番表面にいて、あとは状況に応じて「別のオレ」が登場し、こっそりと表面を乗っ取っている感じだ。
a)テンション高い、主として労働担当
b)テンション低い、主としてサボり担当
c)テンション無関係の欲望関係担当
上とは別に
1)アバウトで付和雷同の文系
2)理路整然で独自行動の理系
という分け方もできる。
いずれにしても、それぞれが全然違うことを考えている。一貫性はあまりない。それでよく生きているな、と感心するが、特に困らない。たぶん妻は困っているかと思うが、慣れているのかも。
だから世間で「ブレない」が話題になると、うーむ、と沈黙する。「マズイな」と思う。・・・そう思うだけで、実はあまり気にしていない。これもまた「いろんな自分」を持つことの効果か。
ただオレの場合は一貫性がないだけで、それぞれの制御は容易だし、矛盾時は後で補正しているので、特に問題がないのかもしれない。あとは統一的主体の曖昧さと、その不確かな形成方法を理論的に把握しているのが大きいような気がする。
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