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アドラー心理学


 よくわからないけど、一部でアドラー心理学が流行っているらしい。世間に認知されることは大事なので大歓迎だ。

 劣等感という言葉をアドラーは心理学に導入した。そして、フロイトの系列にありながら、フロイトとはまったく別の道を歩んだ。距離的にはユングよりもさらに遠い。

 オレはラカンを読むのが好きだったし、ラカン派だと思われようと意図していた時もあった。敢えて言うならドルト派だ。それでもオレはアドラーが正しいと思っている。いや、正しいなんてのはどうでもいい。価値転倒は容易に起こり得る。それが人間心理の楽しいところだ。

 結局、ビョーキの原因を探ることより、前向きに生きることを模索した方がいいに決まっている。

 問題は「どうしたら自殺することから免れるのか」ということであり、それ以外のことは小さなことなのかもしれない。

 生きること。とにかく生き続けること。

 というわけでアドラーで間に合うなら、是非積極的にアドラーをご活用願う。残念ながらオレはアドラーだけでは足りないので、フロイト、ユング、ラカン、カント、ヘーゲル、デリダ等などなんでも利用する。それでも足りないけど。


嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

  • 作者: 岸見 一郎
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/12/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




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