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麻生太郎に学ぶ


 オレがナチスドイツから学んだことは、どんな国家であってもファシズムになってしまう可能性を持っている、ということだ。どんな左翼政権だろうと右翼だろうとあるいは中間だろうと。

 それは方法論の問題ではなく、原理的なレベルでそうなっている、ということだ。株式市場が時に暴走するかのごとく、民衆が「暴走」する可能性がある。政府とマスコミがそれを煽ろうと煽るまいと「暴走」は起こりうる。

 なので、逆の意味で「暴走」して共産主義化という可能性もあるのかもしれない。心理的には「必要に応じた分配」は不可能なので、どういう形に収まるのかは不明だが。

 たまにはナチスについて考えよう、という意味で、麻生太郎の発言はオレの学習意欲を刺激した。


 ・・・・ふと思ったけどファシズムや共産主義について書こうとすると制限が多くて嫌だ。制限というのはもちろん自主規制だ。さもないと「政治的主張」だと勘違いされそうだから。少なくともオレは政治的主張はしない。てゆーか、そもそもオレには政治的に主張できるものがなにも無い。消極的なアナーキスト、あるいは日和見主義者の風見鶏で充分だ。




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