ザッパの名盤は数あれど [私的名盤]
ザッパを語るのはイヤなんだ。だってマニアがいっぱいいるもの。しかもろくでもないのが沢山。ああもう少し語りやすい環境を作ってほしい・・・ってオレは新入社員か。
さて、フランクザッパの名盤を語ろうとするとき、完全にオレの好みだけで選べば『黙ってギターを弾いてくれ』になる。なんといってもヴィニー・カリウタとザッパのガチンコ・バトルが聴けるのだ。ペースが彼らについていけず、取り残されてしまったなんて裏話はどうでもよろしい。即興対即興。ポリリズム対ポリリズム。かつてこれほどまでに、リズムだけでザッパと戦うドラマーがいただろうか。モダンロックの変態対決、ここに極まれり。
このようにスリリングなアルバムは他になかなかない。70年代前半のキング・クリムゾンのライブに対抗できるアルバムはこれくらいなものか、と勝手に判断しました。はい。
ザッパ『シャラップ・ン・プレイ・ヤ・ギター』
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