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第6節ヘタフェ戦 続き [サッカー]


 バルサは全体的に代表ウイークの疲れが残っているようで、デ・ヨングがいなかったらボールを運べず、プレスの餌食なって、もっと点差がついていたと思う、だんだん替えの利かない選手になってきた(相手が疲れてきたこともあり、後半35分にブライトバイテと交代)。

 たぶんブスケツは、デ・ヨングのポジションのケアと、メッシの降りてくる場所のケアの両方できるという理由で、クーマンはブスケツを外せない、それでいいのかという問いに対しては、メッシがいる以上仕方ないという回答しかないだろう。

 前節のセビージャ戦と今節の試合を観ると直近の課題は決定力、という能のない結論になるが、逆に言うと決定力だけなら、メッシやグリーズマンが徐々に上げてくるだろうからそれほど心配していない。

 もう一つの課題は右サイドでの展開が少ないことだが、グリーズマンやメッシが点を取れば自ずと解決するので、これもまた気にしなくてもよい。

 クーマンは戦略家ではないので、策はない(スロイデルにはあるので今は問題ない)が、若手を我慢して使うのには好感が持てる、トリンコンなんかどう見ても試合で効いていないが、彼のこの経験が後で役立つはずだ。

 つーか、短時間としても、リキ・プッチまで使ったのは驚いた。

 ペドリとデストはもっと試合で観てみたいと思わせる素材だ。

 2年後にはバルサはメッシ抜きでも期待できる強いチームになっているはずだが、それまでクーマンがもつのかどうか、それが問題だ、ゴタゴタ(例えばメッシ残留問題)が残っているうちに経験の少ないチャピに代えるのは失敗しそう。






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第6節ヘタフェ戦 [サッカー]


 結果は 1-0 でバルサの負け。

 芝の状態とか審判の裁き方とかについては敢えて触れない。

 例によってヘタフェは体力勝負のライン上げハイプレスで、こんなのサッカーではないという意見があるようだが、現代的戦術とも言える。

 あのラインの上げ方はリスクたっぷりで、実にオモシロい、数年前のただの荒いサッカーとは違う戦術的な意志を感じている。

 最終ラインにボールがあるときに、ドブレピボーテのところからしっかりマークすれば、ビルドアップが遅れる、うまくいけばボールが取れる。

 良い作戦だが、これを90分続けるのは大変に決まっている、しかしヘタフェはそれをやろうとしている、結果として選手同士当たる機会が多いので荒れた試合になりやすい。

 このハイプレスをどうやって剥がすのか、これは世界のサッカー監督の誰もが課題としているんだが、バルサの場合はメッシのことを除けば「現代アヤックス方式」と呼ぶべき戦術になっている。





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