ダラダラ読書 その4
たぶん、「名指されないものは無理せず放置、名指されるときは、その時々の、その場所たちの、それぞれの理由があるはず」という主張が出てくるかと思うが、それはまた、きわめて現代的で微妙な思考だろう。
オレたちは、確かに現代に生きている。
ということを、オレたちは読書から得ることができる。
ダラダラ読書 その3
また、「名」に関していうならば、名指しするのは、複数の「父親」で、過去とは違って彼らは世界を統べるような力を当然持っていない。
その都度償還される父(たち)の名指しは、一貫性がなく矛盾を招くことがあり、それゆえ、オレたちは軽くめまいを感じる。
めまいとともに生きるために、めまい程度で済むように、脱接続しないように、オレたちは工夫しなければならない。