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依存症 [メモ]


 メモ。ミレール2011。

 ラカンが結論したことは、古いモデルがしっかりしなくなり、セクシュアリティが融合的な「一者」<Un>fusionnel から、ひとりっきりの「一者」Un-tout-seul へと移行するということです。それぞれに自分の道があります。それぞれに自分が享楽する方法があります。ラカンに至るまで、それは自体性愛と呼ばれていました。この理由から、21世紀の日常生活の一般的モデルは依存症です。「一者」は自分の麻薬とともにたった一人で享楽します。そしてすべての活動が麻薬になります。たとえば、スポーツ、セックス、仕事、スマホ、FB・・・。
 
(享楽 P50)






 

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資本主義 [メモ]


 メモ。資本主義のディスクールは去勢を排除する。


 資本主義のディスクールにおいては、喪失(欠如、空虚)は存在しない。そして、喪失なしに享楽の復元が可能だという空想が主体に与えられてしまっている。

(享楽 P49)






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去勢 [メモ]


 メモ。基本というか、もはや呪文の世界。


 ここではっきりさせておくと、ラカンもジジェクも、実際のペニスの切断に言及しているわけではない。それどころか、彼らの念頭に、実際のペニスはまったくない。タイトルの「ファルス」が示唆するように、ここで彼らが参照点とするのは、ひとつの象徴だ。去勢とは、そこを経てわれわれが「象徴秩序」に参入する過程、つまり、そこでわれわれが実際のモノを、そのモノを意味する象徴と取りかえる過程に与えられた名前にすぎない。この意味において去勢とは、「象徴化」の過程によって生じる喪失を意味する。ラカンによるデカルトのコギトの書き換えが示しているように--「わたしはわたしが存在しない場所で考える、ゆえにわたしはわたしが考えていない場所に存在する」--われわれは思考を選ぶとき存在を失い、ことばを選ぶとき、ことばが表象するモノを殺害する。これと同じように、われわれが去勢の到来により、さらに失うものが享楽だ。享楽とは、ある象徴的な禁止、すなわちファルスによって表される禁止の対象だ。

(トニー・マイアーズ P152)






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伝わらない


 これほどまでに、繰り返し、しつこく、話し続けたとしても、政治には伝わらない。

 それこそが政治のテーマだと思う。





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外-在 [メモ]


 メモ。当たり前すぎてつい忘れてしまうので、ここにメモしておく。


 存在を否定されたものは、現実界に位置づけられる。こうして、例外によって普遍を構築し安定化させる男性の論理式には、言うことができないもの、書くことができないものが存在existerする--いや、現実界に外-在ex-sisterしている--と考えられるようになる。おそらくこのような考えのもとに、ラカンは「非-関係」や「女性なるもの」をも現実界に位置づけている。つまり、これらのシニフィアンはみな排除されている。この意味での排除は男性の論理式に関わるもので、当然、神経症にも精神病にもみられるものと考えられる。

(松本卓也 妄想 P342)






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受肉化 [メモ]


 メモ。

 70-73年には、むしろセクシュアリティが象徴的な論理で表現されるようになる。その結果、性的享楽のシニフィアンが排除されていること(性関係はない)が明らかになり、精神病はその排除された例外の位置を受肉化する運動として位置づけられるようになる。

(松本卓也 妄想 P313)





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ラテラル(サイドバック)の役割 [サッカー]


 バルサの戦術について少々。

 今まではポゼッションの高さを生かして、両ウイングが中に寄って、その空いたスペースにラテラルが飛び込むというパターンだったが、それに加えて、ウイングが開いて、真ん中のスペース(5レーン理論のハーフスペース)にデ・ヨングが入っていくというパターンも増えていくだろう。

 4-3-3のインテリオールならペナルティ内へ斜めに走り込んだりウイングとのポジションチェンジでサイドに流れたりという決め事があるはずだが、オランダ代表での成功体験があるため、クーマンはデ・ヨングの自由度を増し流動的にするはずだ。

 4-2-3-1のピボーテの一人が流動的になるということは、相手にとって脅威になるが、味方の守備の観点からはリスクが増えるわけで、当然そのケアをブスケツやピャニッチがしなければならない。

 またラテラルが、空いたデ・ヨングのスペースを埋めるということも増えてくるだろう。

 そうすると、両ラテラルはウイングトップの位置まで飛ぶのか、ピボーテを埋めるのか、最終ラインを保つのか、という状況に応じた判断が求められる。

 セメードは直線的な動きが得意でそのスピードは相手にとって脅威だが、それは単発的にすぎず、行った後のスペースが狙われるとどうしようもなく、言い換えると、彼の状況判断はそれほど適切ではないので、右ラテラルのファーストチョイスはセルジ・ロベルトになるのは当然だった(→という話がホントかどうかは別として、セメードの移籍が決定してしまった)。






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スアレスの移籍 [サッカー]


 スアレスがアトレティコ・マドリーヘ移籍した。

 バルサから強靭な1トップ(デランテーロ)がいなくなったわけで、そこを補充するのかしないのかという議論がある。

 直近のオランダ代表は基本ゼロトップだったので、クーマンはよほどの素材が来ない限り1トップにしないだろうが、バルサフロントは(例えばラウタロを)取りに行くかもしれない。

 スロイデルは「1」と「0」のどちらの可能性も考えているはずだが、ボールが動くことを優先するならゼロトップのほうがいい。

 つまり仮にラウタロが来たとしてもゼロトップになると思う。

 現代サッカーは攻撃時に3バックになることが多く、かつ前線はかなり流動的になるので、「決まり事をたくさん持っていて、かつそれを実現するための練習量を誇るチーム」か「個人の技術とコンビネーションのフィーリングで何とかなってしまう天性のテクニカルなチーム」が勝ちやすくなる。

 バルサは後者なんだが、今後は細かい決め事を実践しながら、相手に合わせてその決め事を変えていくことになるだろう。





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父の二類型 [メモ]


 メモ。今は失われたエディプスの妄想。しかし、忘れてはならない。


 想像的父と現実的父の最も重大な違いは、前者が何らかの対象を奪う父で、後者が負債を与える父だという点にある。一方では、子どもは、剥奪において現れる想像的父のことを「母親からファルスを奪ったり、子供から母親を奪ったりする人物」として空想している。そのため、子供は想像的父と敵対関係に陥る。他方では、現実的父は現実の水準にはあまり存在せず、子供の想像的ファルスを去勢することによって子供に象徴的負債を負わせる父だ。そのため、子供と現実的父のあいだには敵対関係はない。父のこの二類型は、フロイトが「トーテムとタブー」で述べた、

(1)原父を殺す前の原始部族の状態(すべての女性を剥奪する原父に対する息子たちの憎悪)

と、

(2)原父を殺してしまったあとの原始部族の状態(原父を殺してしまったという罪責意識)

に対応していると考えてよい。後にみるように、神経症者の苦悩は、本来なら現実的父による「象徴的負債」として背負っていくべき私たちの存在論的条件(性関係のなさ)を、想像的父によって剥奪されたもの(ゆえに取り戻すことが可能なもの)だと誤って空想してしまうことにある。

(松本卓也 妄想 P191)


 事後的に過去を巧みに読み替え、新たなる視点を提示していくことが、20世紀後半以降から示され始めた、頭の良さだ。

 まさに大学的な言説だ。

 オレたちはその頭の良さに平伏しながら、感嘆しながら、しかし、これでよいのか、という問いを投げかけていくべきだろう。





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購読停止


 なるほど、ジョイスは無意識の購読停止を、ね。

 ははあ、なるほど。

 で、インターネットで、購読停止できるのですか?

 いえ、白痴なので wifi 環境については苦手です・・・。






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無意味を読む


 症状の無意味を読む。

 S2//S1。

 白痴だし、どうでもいいか。






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ララングと遊ぶ


 そういえばララングって、作ろうと思えば簡単に作れる。

 享楽にふさわしい言葉をひたすら繰り返していけばいい。

 2年間毎日繰り返していれば立派な自閉症・・・じゃなくてララングの生成に成功できる。

 こういうのって、否定的なもののもとへの滞留っていうんですか。

 いやいや違いますね。

 これじゃオレたち、ひょうきん族かな。

 白痴だから、気にしなくていいのか。





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今さら次郎、ではなくブルース


 エレーヌ・ブルースを読んでいる。

 5年前くらいに、読んだような気がするし、日記にも証拠(エヴィデンス)が残っている。

 そんなエヴィデンスがまさに現代の超自我みたいなものだとか違うとか。

 いや、ブールスさんがそう書いているのですって。

 白痴だから、気にしなくていいのか。






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白痴的断絶


 『アンコール』の7章と8章のあいだに断絶がある。

 いやそうではなく、つまり作者がそのように書いているのではなく、読者側、解釈者側がそう読み取った方が、理論の変遷を理解しやすい、ということだ。

 しかしながらそれは「白痴」について、ということになっているのだから、訳が分からない。

 性差の公式の左側の享楽は、白痴の享楽だよね、という話から、いやいやその白痴は、実は二つの意味に分かれましてですね、という話へと発展し、つまり「げっ、男ってのもそうなんですか、へえ、マジですか」とまで言い出すような話になってしまう。

 オレたちはいったい何をやっているのか。

 白痴だから、気にしなくていいのか。






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特異性 [メモ]


 メモ。

 特異性=シンギュラリティ(singularity)。






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専門用語 その2


 専門用語は特定の世界にしか開かれていない。

 なので、その用語を誰が使用しているかによって、意味が違っている可能性がある。

 同じ用語でも、自分の使用と相手の使用で意味が違うのは、よくある話だ。

 というような基本的なことを忘れてしまうと、●●だと言われるので注意しよう。

 これは、もちろん自分に向けて書いている。







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専門用語 その1


 参照点を変えると、例えば精神分析の世界でしか通用しない専門用語の使用をどうしようか、と少し悩む。

 どうせ、ブログにしか出さないしオレだけが分かればいいんだし、という側面もあるのでどうでもいいんだが、少し悩む。

 悩んだ、という事実があればそれでいい、と考えることにする。







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DF不足 [サッカー]


 ピケとアルバの後継者を考えなければならない。

 セントラルは報道通りエリック・ガルシアを呼び戻せばいい。

 とすると左ラテラルが問題か。

 大物のにおいがするジュニオール・フィルポが覚醒の気配すら感じさせないのはどういうことだろう。

 バルサのラテラルは約束事が多いので理解するのに時間がかかっているのか。

 クーマンが辛抱強く、かつ厳しく鍛えることができると良いのだが。

 ククレジャを戻すという手もありそうだが、さてどうなることやら。







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FW不足 [サッカー]


 昨季はデンベレの怪我によってバルサのFWが不足して、ブライトバイテを緊急補強した。

 しかし、メッシ残留、コウチーニョ復帰、デンベレ復活、トリンコン加入、グリーズマンのチーム・フィットとなれば、FW不足とは言いにくい。

 スアレスがいなくなれば補強がありそうだし、残留でスアレスとブライトバイテがスーパーサブに甘んじてくれるなら、クーマンは助かるだろう。




 

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プレシーズンマッチ第2戦 その3 [サッカー]


 コンラッドは果敢にチャレンジしているようなので、左ウイングでチャンスはある・・・のかな。

 右ウイングはデンベレが覚醒しないとトリンコンにとられてしまうかも。

 ペドリは時々試合に出して自信をつけさせたい。

 若手の育成に関してはクーマンは得意なので問題ないだろう。

 ・・・そういう意味でデンベレの成長にも大いに期待したい。

 デンベレのポテンシャルが開花すればそれ以上の補強など存在しないから。





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プレシーズンマッチ第2戦 その2 [サッカー]

 
 前線の真ん中(トップ下と偽9番)はメッシ、グリーズマンの選択か。

 サブとしてブライトバイテ、スアレス(あるいは補強)。

 とすると左はコウチーニョだが、例によって真ん中に寄っていくパターン。

 なので「左ラテラルのJアルバ」と「ドブレ・ピボーテの片方」で左スペースをフォローしないといけない。





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プレシーズンマッチ第2戦 その1 [サッカー]


 この試合もドブレ・ピボーテだった。

 60分間はブスケツとデ・ヨング。

 残りの30分間は、リキ・プッチとアレニャー。

 ブスケツがダメでも、ピャニッチ、デ・ヨングがいて、かつリキ・プッチまで対応できそうとなると、中盤はしばらく安泰か。





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参照点


 例えばジジェクなら、マルクス、ラカン、ヘーゲルが主な参照点となり、そこから論が展開される。

 ここ数日、オレは参照点を変更する必要を感じている。

 そうすることで、知の混乱が起きるだろうが、いつものことだから気にしない。






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出来損ない


 出来損ないとしての価値があれば、それで充分かも。









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もはや精神分析は


 もはや精神分析は、出来損ないの産物としてしか、存在価値はないのかもしれない。







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リバプール対リーズ [サッカー]


 プレミアの第一節リバプール対リーズを観た。

 いや実にすばらしい。

 負けたとはいえ、ビエルサのサッカーとは何か、の集大成のような試合だった。

 これ以上の戦いはできない、というくらいリーズは頑張った。

 リバプールが勝ったのは戦術でも監督の腕でもなく、質の高い選手(≒年俸の高い選手)を揃えていたからだ。

 プレミアのサッカーのオモシロさがぎっしり詰まっている試合だった。







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クーマンの役割 [サッカー]


 クーマンの役割はルイス・エンリケと同じだ。

 結果を出すために美学や哲学をいったん捨てる。

 美学を貫くには、ペップ・・・ペップがそれを続けられるのはビエルサという「信念の男」を師と仰ぐからだ・・・という偏執的な哲学を実行するためのマネージャーが必要になる。

 それができる監督は非常に少ない。

 仮に、チャビがバルサの監督になったら、理想主義と現実主義との間で揺れ動くことになるだろう。

 バルサの監督というのは、哲学と結果の両方が求められるからだ。

 結果としてキケ・セティエンは現実的な手を打つ時間を与えられなかった。

 これはキケの責任ではなく、フロント側の怠慢だ。







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リーズに期待 [サッカー]


 久々のプレミアでのリーズ・ユナイテッドの活躍に期待しよう。

 今季のリーズの戦いは、今後のバルサの試金石になるだろう。

 仮に今季の結果、リーズがまた二部に落ちたとしても、だ。

 クーマンがそれに気付いているか、どうか。

 側近のスロイデルは気付いているかもしれない。

 ペップが、クーマンにそう耳打ちしてくれるとよいのだが。

 インテンシティの本質とは何か、を証明するのは、バイエルンではなくリーズだ。

 リーズが証明しないと、この先10年間のサッカーは暗黒時代を迎えるだろう。

 というか、リーズのように3部まで落ちた「かつての名門チーム」を一部まで引き上げるのは容易ではない。






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トリンコン [サッカー]


 若い選手ではトリンコンが良かった。

 クアレスマのようなプレイができそうなので、適正ポジションはウイングだろうが、中央に寄ったときのパスセンスを見る限り、もしかするとピポーテがよいかもしれない(バルサのトップ下は競争が激しすぎるため)。

 それくらい全体が見えている。

 メッシ以外にもブスケツ、デ・ヨング、ピャニッチ(・・・そして、リキ・プッチ)と視野の広い選手がバルサには揃っているが、トリンコンも俯瞰能力は高そうだ。




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プレシーズンマッチ [サッカー]


 バルサの練習試合を観たが、やはりドブレ・ピボーテだった。

 前半はブスケツとアレニャー、後半はデ・ヨングとリキ・プッチだ。

 歴史的に見てバルサのドブレ・ピボーテに良い印象はないが、この試合のようにボールが回れば問題はない。

 フォーメーションよりも選手の特性を生かす、というクーマンらしい采配だ。




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