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プラトン その2


 『国家』の中では、数学とディアレクティケーは対立している。

 数学は仮説を前提としてコツコツと組み立てていくイメージ。

 ディアレクティケーは、仮説を次々とぶっ壊しながら本質=原理を追及していくイメージ。

 たぶんプラトンの「数学」は、アリストテレスの「科学」と密接な関係にある。

 とすると、福田センセのアリストテレスからの引用はやや、我田引水的なところがあるのかもしれない。





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プラトン その1


 プラトンの後期では、ディアレクティケーはイデア論と密接なつながりをもつようになる。

 つまり問答法の先には、ものごとの本質=イデアがある、と。




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