居場所論
ときどき「居場所論」を考える。
これは学生時代に先輩が話していたんだが、要するに「自分の居場所がない」というのが人間の「所与」なので、オレたちは居場所を・・・例えばサークルだとか、あるいは家庭だとか、あるいは宗教施設だとか、・・・に依存せざるを得ないのではないか、という仮説だ。
昔は地縁や血縁のしがらみがあったので、否応なくその中に巻き込まれていたが、核家族化によって血縁や地縁に依存する機会が減ったことが原因か。
この仮説によると、自らの「外部」に「居場所」を見つけようという「意志」が大切だということになる。