歴史的対立と非対立
日本の政党の場合、そこに歴史的な味付けが足されると、何となく右だ左だと言いたくなるが、そうではなく、マッカーサーによる統治とその後のアメリカの政策矛盾が、日本の政治的理念を深く傷つけ混乱させたという分析は、まあどうでもいいとして、日本におけるウヨクとサヨクの争いは政治的理念に基づかない、なんだかよくわからない次元で展開されているのがオモシロイ。
中途半端な愛国と反愛国が、リベラルという共通土壌の上で対立している。
いや本当は、「本質的」には対立なんかしていない。
自民党とその他野党
今の政権は自公で、野党は烏合の衆だ。
日本の主だった政党の政治理念はすべてリベラルと言ってよい。
この辺り、トランプが時々反リベラルな態度をとっているのとはやや違う。
ただしアメリカの共和党は民主党と同様、基本的にリベラルだ。